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BONTRAGER BALLISTA MIPS Bike Helmet

お久しぶりです。

少しお休みしている間に、世界の様相が変わってしまっています。

こんな時だからこそ、安全に関わる装備について考えてもいいかもしれないと思って記事を書きました。

自転車に乗る際に身につける一番身近な安全装備はヘルメットだと思います。

皆様はどのような基準で選んでいますでしょうか?

軽さ、頭にあうかどうか、かぶった時にキノコにならない、空気抵抗、デザイン、色、それこそ色々あると思います。

安全のために装着するものであるので、やはり安全性は重視したいなと思うところです。

今回私が選んだヘルメットは

ボントレガーのバリスタというヘルメットです(アジアンフィット)。

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272.8g。カタログ重量270gなので上出来です。

決して軽いヘルメットではないです。

かぶってみました。

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厚みがしっかりあり、少しキノコになってしまいます。

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フィット感は良いです。私の頭はスペシャライズドのアジアンフィットだと少し横幅がきつく感じてしまうような形なのですが、このヘルメットはOGKに近いフィット感があります。

かなり下を向いた時に最適化してある形状が良いですね。

少し前のことですが落車しました…。

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オフロードでの前転するような感じでの落車で頭を強打しました。

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しかし、シェルに大きな破損はなし(衝撃吸収でフォームが潰れたような跡はありました)。

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写真ではわかりにくいですが、頭頂部のシェルが潰れています。

安易にバラバラになってしまうヘルメットもある中、かなり衝撃が強かったにもかかわらずこれは形を保っています。衝撃が一度とは限らないので、強い衝撃を受けた後も形を保っているというのは安心感があります。

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サングラスが食い込んだ跡があります。

そして、MIPSが作動しています。

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MIPSがずれて左右でクリアランスが変わっています。また黄色いバンドが伸びている部分があり、衝撃を吸収している様子がわかります。

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幸い私に大きな怪我はありませんでした。

私はこのヘルメットに対する信頼度が増しました。

そして、妻もボントレガーのMIPSを搭載したヘルメットにしました。

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私のヘルメットは購入してから一年以内でしたので、無償で交換していただくことができました。本当にありがたい制度です。

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お世話になったTREKショップです。

さて、ヘルメットの安全基準についてです。

JCF公認マークがあります。日本の公式レースで使うヘルメットはこれが付いている必要があります。

必要ない場合もありますが、ヘルメットを選ぶ一つの基準にもなりますね。

検査や基準はこちらに定められており、意外と(と言ったら失礼か)厳格な基準となっています

https://jcf.or.jp/download/ヘルメットの性能およびその試験基準/?wpdmdl=63598&refresh=5e8d777ed0ff21586329470

その他代表的なところでは、CEマーク(ヨーロッパ)、CPSCマーク(アメリカ)、SG規格(日本(保険付き))、JIS規格(日本)、SNELL規格(スネル記念財団)等があり、これが付いているヘルメットを選ぶことが安全なヘルメットを選ぶ最低基準です。

とはいえ、基準もいっぱいだしそのテスト方法とか数値もよくわからない。

ってことは私も思います。

そんな時に参考になるのが第三者機関です。

バージニア工科大学がいろんなスポーツのヘルメットに対して、評価を行っています。

しかもテスト方法が各種基準のテスト方法よりも実際の落車等に近い環境で行われています。

これは基準となるテストよりは再現性が強く求められないという第三者機関テストのメリットでもあるかと思いますが、逆に実際に転んだ時に頭を守ってくれるのはどのヘルメットなのかと言うのの参考になります。

リンクがこちらになります。

https://www.helmet.beam.vt.edu/bicycle-helmet-ratings.html

三つ星以上のヘルメットを買いたいなと私は思います。

私が買ったバリスタはこの記事を書いた時点で10位のスコア、五つ星と非常に安全性が高いです。

このランキングを見て気付くことがあります。

上位7位までMIPSと記載されたヘルメットです。8位はWaveCel。また9位からMIPS。

これらが搭載されていないヘルメットで最上位はPOC TECTAL RACE SPINの15位です。

16位から45位まではまたMIPSかWaveCelを搭載しており、46位にやっとMIPS非搭載のSpecialized S-Works Prevail 2が出てきます。

その下はちらほらMIPS等の非搭載のヘルメットが出てきますが、上位50位中45個がMIPSやそう言った機構を搭載したヘルメットです。

逆に、下位25位はMIPS搭載のヘルメットはありません。

MIPSとはなんぞやということですが、これは衝撃を受けた際に脳が回転方向にずれてしまうような衝撃を吸収しようという装置です。

内側にスライドする層が付いていて、それがずれることにより衝撃を吸収します。

https://mipsprotection.com

英語ページになりますが、公式ページです。

私は今回これに助けられました。

WaveCelですが、これも脳が回転方向にずれてしまうような衝撃に対しても考えられた構造で、ボントレガーが開発しました。

https://wavecel.trekbikes.com/jp/ja_JP/

とても効果的に見えますが、MIPSが行ったテストではメーカーが示すような効果は得られなかったという情報もあります。

しかしながら、今回のバージニア工科大学のテストでは、WaveCelもMIPSに匹敵するような安全性があるのでは?と推測されます。

以下は今回私がボントレガーのヘルメットを選ぶ際に考えたことで、根拠はありませんが書きたいなと思った事です。

WaveCelのデメリットとして、ヘルメットが重くなってしまうというところがあります。MIPSを越えようとして開発したものですが、ボントレガーはMIPS搭載の非常に安全性の高いヘルメットをすでに発売していたにもかかわらず、ボントレガーはこれを安全のため敢えて開発し、取り入れました。

私は実績のあるMIPS搭載のヘルメットを選びましたが、ボントレガーという会社のヘルメットの安全に対する考え方として、売る上ではデメリットにもなりうる構造を積極的に取り入れるという姿勢に共感しました。

多くの安全基準ではMIPSやWaveCelは評価されないです。それにもかかわらず、コストや重みが増し、競争力が落ちる可能性があるにもかかわらず、安全性を掲げてこれらを取り入れています。もちろん安全性が競争力にもなるっていう考えもあると思いますが、それでもわかりやすい軽さや価格の安さに活路を見出さなかった点はあると思います。

安全装備は自分の納得できるものを選びたい。

今回のヘルメット選びではボントレガー社に共感し、そしてそれが自分の頭に適合したという幸運がありました。

WaveCelに関しては私はまだ様子見ですが、信頼できそうかなと思います。今後はこちらを購入するかもしれないです。

私が今ヘルメットを購入を考えている人に一つアドバイスできるとすれば、MIPS搭載を一つの基準にしてみてはどうでしょうか?、です。

このテストで、46位だったMIPS非搭載のSpecialized S-Works Prevail 2は星4つの評価です。これにはMIPS搭載したモデルがあり、そちらは26位で星5つです。

またLAZER BladeはMIPSを搭載していないモデルは星3つに対し、MIPSを搭載した同名モデルは星5つです。

同じ名前のモデルでもMIPSを搭載したモデルの方が評価が高いです。

ヘルメットに関して、安全性に絶対はありません。MIPSの評価がこの第三者機関の評価で高評価なのは、そういうテスト方法だからっていうのはもちろんあります。

自分の選択肢の中でいかによりマシなものを選ぶか、納得できるものを選ぶかです。

最後にもう一度書きますが、自転車ヘルメット選びではMIPS搭載を一つの基準としてみて損はないと思います。

最近ブログが滞っているのですが、実はワインにはまりだしました。

まだ安いワインを取っ替え引っ替え飲んで、全然違いがわからねーと言いながらも楽しんでます。

なんか自転車始めた頃みたいにわからないことがいっぱいでなんでも新鮮で面白いですね!

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ワインに合う料理を妻に作ってもらったりして感謝感激雨嵐です。

ありがとうございます!

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