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SHOWA 防寒テムレス レビュー

SHOWA 防寒テムレス
モデルイヤー:2019年モデル?
カタログ重量:不明
サイズ:M
材質:樹脂部 ポリウレタン
   繊維部アウター ナイロン・ポリウレタン インナー アクリル・ポリウレタン・その他
税抜き価格 オープン価格(実売価格1,500円〜2,000円程)

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評価:★★★☆☆

良い点
・価格が安い
・完全防水である
・かなり暖かい
・グリップが良い
・暴風防寒性能の割に操作性が良い

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見た目はまごうことなきゴム手袋です。最近はスポーツ用黒バージョンも販売され、こちらは袖口の絞り機能をつけているようです。自作でカスタムをしている人も多いよう。

悪い点
・スポーツで使用すると蒸れる
・素材の臭いが気になるか
・見た目がそのままゴム手袋

冬に自転車を乗る際にグローブはとても重要になります。
自転車は風を切って走るためかなり高い暴風性能と防寒性能が必要ですが、だからと言って分厚くしてしまうとブレーキ操作やシフトレバーの操作に支障が出ます。
しかも、しっかりグリップできなければ命にも関わるし、強度が高い運動を行えば汗だってかきます。

自転車の冬用グローブは高価ですが、その求められる機能の多さからなかなか他のジャンルの製品では代用できないと思われてきました。
そんな中で少し前からじわじわと話題になり、使用されているのを見るようになってきたグローブがあります。

もとはスポーツ用ではなく、寒い時の水仕事等に用いられる防寒ゴム手袋(広義)である、SHOWAの防寒テムレスです。

使用感

サイズはMが最小であり、たいていのメーカーのグローブはXSを使用する私には少し大きいです。その部分を差し引いての使用感となります。

装着感は厚手のゴム手袋特有の少し硬い感じがあります。内側に防寒性能を高めるたるためにボアが付いており、この層で空気を保持し、暖かさを得ます。
しかしながらメーカー側より「完全に冷気を遮断できるわけではないので、冷たいと感じたら直ちに使用を中止してください」と注意書きがあります。

少なくとも私が使う限りでは、自転車に乗る限りでは防寒性能が足りないと思う場面は少ないです。かなり暖かいです。
これは高い防風性能によるものだと考えます。防風性能により暖かさを得ているので、ボアが薄い割に暖かいということになるのだと思います。

ボアが薄いことがブレーキやシフトレバーの操作性に良い影響を与えます。

夏用の長指グローブに比べると劣りますが、マイナス対応の冬用自転車グローブに対しては勝ります。

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夏用長指グローブとの比較では、操作性は若干劣るという結果に。防寒性は比較にはなりません。防寒性テムレスに対し防寒性、防水性、操作性、グリップに劣るマイナス気温対応自転車用グローブの写真は配慮し載せません。蒸れなさという観点で言うと、マイナス気温対応自転車グローブの方がはるかに蒸れません。

この操作性の良さは、グリップの良さが多少なりとも影響しています。作業手袋だけあり手のひらから指先にかけてザラザラした加工がなされています。このためグリップ性能がかなり高く、逆に自転車側のグリップやバーテープヘの攻撃性が心配になります。

とはいえ、滑ってしまうグローブでは話にならないです。

また何層にも分かれているグローブの場合、外装と内装が滑ることにより外皮は滑っていないのに結果として意図した操作や保持ができなくなる製品もあります。

防寒テムレスでは内側のボア層が接着されているためこの問題が起こらないことも非常に良い点です。

肝心の「テムレスは蒸れないのか」ですが、結論から言うと蒸れます。

角田浜トレイルでハードなMTBライドした際は仲がグッチョリ濡れてしまい、それが原因で冷えを感じるくらいに蒸れてしまいます。

逆に、軽作業や野山の散策で軽い負荷の運動くらいでしたら蒸れは気になりません。

テムレスは防水性能が高いにもかかわらず、透湿性があり蒸れないことを売りとしていますが、これはゴム手袋としての話です。

スポーツ専用の、例えばゴアテックス等を使用した手袋とは比べてはいけません。
テスト方法にもよりますが、テムレスの透湿性はゴアテックスの1/10程度です。

ほぼ完璧な防水性能とのトレードオフです。

逆に塩化ビニールのゴム手袋に比べると20倍程度の透湿性を持っているので、確かにそれに比べれば蒸れません。

ほぼ完全と言っていい防水性と、(ゴム手袋としては高いが)透湿性がそれほど良くないことにより、洗濯した際に中のボアが乾きません。

私が洗濯しそのまま干した際は、2日たっても中のボアは完全には乾きませんでした。

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裏返して干している画像。この状態なら奥のグローブよりも早く乾燥するくらい。

しかし表面の水をふき取って裏返したところ、非常に早く乾く事を発見しました。

想定外の素材の折り方を指定しまうため、耐久性に不安が出てしまうことと、裏返したり戻したりすることがとても大変ですが、裏返すことにより早く乾く事を発見できたことは良かったです。例えば出先で汗で濡れた時に早く乾かしたいという場合、非常に有効です。

テムレスは本来の使用用途とは別に、自転車用防水防寒グローブとしてかなりのポテンシャルを持つことがわかりました。

ですが、これ一つで全てをカバーすることはできません。人によってはゴム手袋臭というべきかその臭いがきになるかもしれないです。

防水性能がそれほど必要でなければ、通常の冬用グローブの方が蒸れないでしょう。

また、テムレスを使う際には蒸れてしまって中が濡れてしまった時の替えも考えておいた方がいいでしょう。

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直接水をかけても全く中への浸水はなし。

それらを踏まえても、本来の使用用途(冬場の水仕事や洗車に使える)やその防水防寒性能の割に操作性が良好なこと、値段の安さを考えると冬用のサブグローブとしてはもちろん、メイングローブとして考えても良いグローブであると思います。

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