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KCNCのチタンワイヤーに交換しました

さて、代表的な消耗品であるブレーキワイヤーとシフトワイヤーを交換していきましょう。

せっかくなので、軽い方が良いですよね(”引き”ではなく、”重量”が)。

まずは、ブレーキ系統です。

ワイヤーを軽量化する時に、真っ先に考えなければ行けない事は、”アウター”の軽量化です。

アウターは、張力に対して抵抗するために、中に鋼線やスチールの骨格が入っているので重いです。

それを一部アルミ等にして、軽くしたアウターワイヤーがあります。

夢屋が有名ですが、手に入りにくいです。

また、CHUEN HANのアウターもブレーキ用では軽いです。

が、こちらも在庫切れのようで手に入りません。

POWER CORDZさんのPrimeブレーキケーブルキットは、アウターも最軽量と言って良いですし、インナーケーブルがザイロン製で最軽量です。

ブレーキケーブルの軽量化を考えた場合、これ一択な気がしますが、残念ながら私の使用しているブレーキのワイヤー固定方法では、POWER CORDZさんのインナーケーブルが使えません。

と言う事で、アウターは上に上げた物の次に軽量なALLIGATORさんのi-Linkを使用し、インナーワイヤーには、怪しい(失礼)チタン製のワイヤーを使用してみる事にしました。

そうです。

チタン製です。

そんな怪しい製品を作ってくれるのは、KCNCさんです。

さて、早速作業していきます。

Img_0531

インナーワヤーとは思えない値段だけあって、缶に入ってきます(今回は缶が多いです)。

ワイヤーは6Al-4Vチタンのようです。

Img_0532

中を見てみると、怪しい金色のワイヤーが出てきます。

もちろん、チタンは金色ではありませんので、テフロンコーティングの着色です。

重量は、切断前で

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前7.0g

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後ろ11.2gです。

このワイヤーの面白いところとして、タイコ部分のアダプターによって、MTBにもロードにも対応出来るようになっているところです。

ロード用のアダプターは

Img_0541

二つで0.5gです。

さて、アウターは今までもi-Linkを使用していましたが、実はEVOとKCNCのブレーキとSRAMのシフターでは(説明書通りに)そのままうまくは装着出来ません。

若干の加工と工夫をして装着していますが、メーカー推奨の使い方ではないので、記事には書きません。興味がありましたら、レース時等に声をかけてください。

さて、チタンワイヤーとなると、困るのが末端処理です。

半田で末端処理は、そもそもテフロン加工してあるワイヤーでは難しいですし、有毒ガス発生の危険もあるので、お勧め出来ません。

キャップは重いしなぁ…。

今回は、電気工作用(?)の熱収縮チューブと瞬間接着剤で末端処理を行なっていきます。

Img_0543

ワイヤーを固定した後、切断前、パーツクリーナーでチューブ装着部分を脱脂し、長めに熱収縮チューブを通し、ドライヤー等で熱を加えて熱収縮チューブを収縮させます。

ワイヤー固定部ギリギリに装着しております。

これは、ほどけるリスクを少しでも減らそうと言う魂胆です。

もちろん、固定部には熱収縮チューブはかかってません。

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適当な長さで切断しますが、長すぎると格好悪い(自分基準)ですし、短すぎると固定に悪影響があります。まさに”適当”な長さにきります。

切断する箇所は、熱収縮チューブの装着されている部分にします。

そうする事によって、切断時にほどけてしまうリスクを減らします(テフロン加工インナーワイヤーなので、ほどけにくいですが)。

普通のワイヤーカッターで切断出来ました。刃こぼれも無かったです。大量に切った場合は影響が出るかもしれないですが…。

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切断後、もう一回パーツクリーナーで(怪我をしないように注意しながら)脱脂して、切断面の保護と怪我防止のため、瞬間接着剤を断面に少量盛ります。

たれた接着剤が自転車に付着するとショックですので、自転車はカバーしておきます。

粘度の低すぎる物ですと、浸透してしまうので、そこそこ粘度のある(とは言えゼリー状ではない)ものを使用して、半球状に少し盛り上がるくらい盛ってみました。

瞬間接着剤とは言え、こういう使用方法ですと固まるのに少し時間がかかりますので、しばらく放置します。

瞬間接着剤を使用すると、周囲が白化することがありますが、今回は大丈夫でした。

完成しました。

Img_0581

キャップを使用するより、軽くて、見た目もスマートです(自分比)。

後ろも同様に装着します。

それでは、重量を比較します。

今まで使用していたのは、テフロンコーティングのステンレスワイヤーです。

前です。

外した、前のワイヤーとキャップです。

Img_0542

6.3g使用していたようです。

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フロントワイヤーのあまりです。

3.8gです。

元々が7.0g+アダプター0.25gー切断した分3.8gなので、使用分は約3.45gです。

後ろです。

Img_0549

今まで使用していたケーブルのキャップがうまく外せなかったので、切断除去しました。

14.7gだったようです。

後ろのワイヤーの余りは、

Img_0550

4.2gです

ワイヤーを通す時に、引っ掛けて一部ほつれてしまいました。

こういう事もあります。こうなると、切断して、そこから先を通すしか無いです。

ドキドキしながら切断しましたが、やはりテフロンコーティングされていると、切断してもほつれにくいです。後の作業がやりやすくて助かりました。

それはともかく、後ろは元々11.2g+アダプター0.25gー4.2gですので、使用分は約7.25gです。

軽量化分は…

前で2.85g+後ろで7.45g=10.3g程軽量化出来たようです…。

値段を考えてはいけません。

次にシフトケーブルです。

シフトですと、ALLIGATORさんのMini i-Linkのアウターが軽いです。

これに、POWERCORDZさんのインナーワイヤーを組み合わせる事が出来れば最高ですが、残念ながらライナーがPOWERCORDZさんに対応していません。

ライナーを使用せずにこれを使う方法もあるらしいですが、メーカーは推奨していません。

そりゃそうですね。

と言う事で、こちらもKCNCさんのチタンワイヤーを使用します(インナーワイヤーの軽量化よりもアウターの方が軽量化の余地が大きいと考えたのと、元々Mini i-Linkを使用していましたので…。実際はどうなのでしょう)。

Img_0537

リア用が8.2gです。

フロントは使用しないですが、参考までに

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7.0gです。

アウターはMini i-Linkを使用します。

Mini i-Linkですと、説明書通りに使用出来ます。

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同じように、熱収縮チューブで末端処理しましたが、シフトワイヤーは系が細いため、若干熱収縮チューブの固定が弱い気もします。

では、重量比較です。

Img_0577

今まで使用したのは12.4gです。

Img_0579

余りは1.4gです。

と言う事は、6.8g使用した事になります。

5.6g軽量化出来ました。

そう言えば、ハンドル幅を狭くしたのだから、ワイヤーが短くなっているのでは?と言う疑いがあると思います。

今まではかなりワイヤーを短く使っていて、ハンドルの切れ幅が極端に少なくて、運搬時に苦労する事があったので、今回は余裕を少し持たせました。

そしたら、アウターの長さ一緒になりました…。

短くしたかったのですが…。

と言う事で、今回の重量計測は、ほぼ同じ長さでの比較となりますし、アウターでは今回は軽量化出来ていないです。

後は、ワイヤーをハンドルに固定していきます。

使用するテープはこちらを使用しました。

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どうやら、その筋(どの筋?)では有名なテープのようです。

これに関しては、別記事でしょうか。

Img_0583

出来ました。

Img_0584

EVOは後ろブレーキのワイヤー入り口が右にあるので、左レバー後ろブレーキで組むと、ワイヤリングをどうしようかいつも悩みます。

今回はこんな感じで交差して組んでみました。

さて、インナーワイヤーだけで、ブレーキ10.3g+5.6g=15.9g軽量化できました。

ハンドルの交換で増量した分の余りが15.6gでしたので、ワイヤーをハンドル周りとすれば、無事(?)重量増無しで出来たかなと、自己暗示をかけています。

さて、今回予定していた作業は全て終わりました。

あとは、書くワイヤー類の伸びをだしたり、ポジションを微調整、各部位の固定やネジのチェックでしょうか。

もうすぐ枝折です!!

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