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Lightweight Ventoux 190 ちょい乗りインプレ

乗鞍決戦兵器として投入する事にしたこのホイール。

DHL様の素晴らしいサービスにより、7月18日に発送されたにも関わらず、間に合わないかもと思った。

が、日本郵便様の、神のような対応により、ギリギリだが乗鞍で投入する事が出来た。

日本企業って、本当に素晴らしい!!

Img_1194

箱からして、高級感が…。

そして、中に入っていた物は…。

Img_1195

素敵なホイールバッグに、小物入れようポーチ。そして、何故か少し質の良くないおまけステッカー…。

これ、文字がプリントじゃなくて、刺繍なんです!刺繍!!

もちろん、ポーチの中には専用のブレーキシューとクイック、説明書等が入っている。

購入する時に、私の体重と、使用用途をメーカーより聞かれた。そして、ブレーキシューは、純正の物を必ず使用するようにと念を押された。

気になるのは、まず重量(笑)。

Img_1198

フロント420g

Img_1199

リア561g

ペア981g!!

凄い、カタログと1gしか変わらない。

この1gって、フリーのグリスの分だろうな。

LWの凄いところって、手作りでありながら、これほど高精度に製品を作る事が出来るところだと思う。

仕上げも凄く奇麗だし。

意外だったのは、ハブのロゴがステッカーだったって事。LWってステッカー使わないメーカーだと思ってた。

自転車に装着すると、こんな感じ。

Dsc00572

自転車がちょっとおかしいんじゃないかと言うのは、気のせいです。多分…。

リムハイトが27mmとディープリム全盛の時代にあって、比較的ローハイトだし、スポーク数も前20本、後ろ24本と多めなので、比較的クラシックな印象を与えるのも良い。

見た目的には、ディープよりも軽快に見える。

では、乗鞍で使用してみてのインプレ。

実は、Ventouxを使用するまで、ちょっと不安があった。

LWの「あの感じ」はあるのだろうか…。

LWの「あの感じ」とは、スタンダードG3を形容する言葉として用いられる、「大八車」と言われるような剛性感と一体感。

路面と直結しているようなソリッドな感覚があるのに、テンション構造のホイール特有の乗り心地も持ち合わせている不思議な感覚。

圧倒的なリムの軽さが織りなす漕ぎ出しの軽さと、リム自体の剛性が高い事による、リム変形由来の転がり抵抗をほとんど感じない点。

これらが、あるのかどうか。

この感覚は、LWがかたくなにこだわり続けていた(最近リムプロファイル変えてきた)あのリム形状に由来する訳だから、リム形状の違うVentouxで、あの感覚があるか不安だったのだ。

機材チェックで、サンダルで乗った瞬間に分かった。

もう、これ間違いなくLWだ。

LWの「あの感じ」を、確かに全て持ち合わせている。

恐らく、リム剛性自体はスタンダードG3やオーバーマイヤーの形状に比べれば劣るのだろう。

が、スポーク数を増やしてそれを補っているのだと思う。

スポーク数を減らせば、もっと軽くなるだろうに、それをやってこないのはさすがLW。

もっと軽いだけのホイールはいっぱいあるが、やぱりLWを買ってしまったのは、そんなメーカーの姿勢によるところも大きい。

その剛性が私に必要かと言われると、非常に苦しいのだが…。

レースがスタートしてからは、もう登りでは敵無しと思うほどの性能。

リムが軽いのが効いているんだろう。

急斜面で圧倒的に楽。

加速は自由自在。

どんな斜度で、どんな漕ぎ方をしても軽さを実感出来る。

眠いホイールと比べてじゃなくて、スタンダードG3と比べて。

これって、何気に凄い事。

恐らく軽いだけのホイールじゃこうはいかない。

軽いし、その軽さがリム由来だし、リム剛性も、ホイール剛性も高いから事だと思う。

だてに登り専用ホイールを名乗ってない。

きっとダンシングしたら、超絶楽しいホイールなのだろうが、残念ながら、今回のレースでは1回もダンシングをしなかった。

速度域の低いレースなので、空力は正直分からないが、そんな極端に悪そうな感じはしない。

横風に対しても、明らかにスタンダードG3よりは良いだろう。

日本に入ってくるVentouxは190だけだが、実は240というシリーズもある。

これは、ベースとしているハブの違いがDTの190か240かと言う違いだけでなく、カーボンの積層も変えてあるそうだ。

なので、240の方が剛性が高く、使用用途に舗装道路&クロスカントリー(←ってなんだ?)って書いてある。

うそ!と思うが本気らしい(笑)

体重制限は110kgまで。

当然190は、舗装路のみで、体重制限も90kgまで。

パワーのある選手は、意図的に240を選んでもいいかもしれない。

そうそう。

このホイール、セラミックベアリングが入っているのだが、ベアリング、とても良い。

正直、セラミックベアリング懐疑派なのだが、セラミックうんぬんよりも、とても精度の良いベアリングを使っている事に好感が持てた。

実際に走りに影響するかは分からないが。

今の段階で分かっているところは、こんなところ。

とりあえず、スタンダードG3は、高速系のレースもしくは少し路面の悪いレースで、Ventoux190は、斜度のきついレースかつ路面の奇麗なレースで使用する予定。

うん。

なんと贅沢な組み合わせ!

あと欲しいホイールは、LWのディスク(AUTOBAHN)と、AUTOBAHN VRだな。

あ。これを付けるにふさわしいフレームも買わなきゃか。

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コメント

おぉー!
インプレとても参考になります!

候補としてventoux、もしくはax-lightnessのroad24。
重さはax-lightnessの方が120gは軽い(多分)。
迷う~
現状のZIPP202でも贅沢過ぎるんですけど・・・(;´Д`)
重量よりも8%の坂が続いたときにTIME短縮できる方を買いたいです。

投稿: yuki | 2012年8月30日 (木) 22時54分

yukiさん
コメントありがとうございます。

ax-lightnessは、今年全日本ヒルクライムシリーズランキング1位を獲得された方がレースで使用していたので、性能的には何ら問題ないと思います。
ただ、結構重量はサバ読み&納期がアバウト(笑)と言っておりました。

Tuneのハブを使用しているので、耐久性とかは気にしてはいけない製品かと思います。

そう言った意味ではVentouxは良くも悪くもオールラウンドにがしがし使えるホイールだと思います。

乗鞍からの3週連続レースで、次のレースはスタンダードG3で出場、次の次のレースはVentouxで出場する予定なので、もう少し詳しいインプレが載せれるようになると思います。

投稿: 管理者 | 2012年8月31日 (金) 08時37分

こんにちは。LWホイールについての印象、考察、とても参考になりました。と言うか、自分の頭の中のモヤモヤが全て吹っ飛んだ感じで、非常にスッキリしました。本当に分かりやすい文章を書かれます。

このホイールの不思議なところは軽さ・硬さの中に、普通のスポークホイールと同じような扱いやすさが混在しているところ、、とでも言いますか。自分はHYPERONを普段履きしてしまっているので、漕ぎ出しに特別な感動を覚えなかった分、いつもと同じ感覚で走れた事の方が驚きだったでしょうか。

いやはや、聞いてるとますます欲しくなりますVentoux…。精進してこのホイールが本当に必要なときになれば、また相談させてもらうかもしれません。
向こう3週間も連戦ですか?お疲れ様です。遠い地から健闘をお祈りしておきます。

投稿: okenta | 2012年8月31日 (金) 14時21分

okentaさん
コメントありがとうございます。

少しでも参考になってもらえれば、幸いです。

LWは性能にバランスが取れているため、あんがい普通の感じで使用出来るのが実は凄いところだと思います。

どこか、突出させようとすれば、出来るだけの技術を持っているメーカーですが、それはレースホイールメーカーとしてのプライドが許さないのかもしれないです。

ハイペロンですか!
良いホイールですね。
LWとの比較にはもってこいだと思います。

あんまり役に立てないとは思いますが、もしでしたら、相談してやって下さい。

投稿: 管理者 | 2012年8月31日 (金) 17時32分

おめでとうコメントしてませんでしたよね?
表彰式で直接言ったからまあいいですか。

Ventoux 190はオーバーマイヤーより30gほど重いんですね。微妙な差ですけど。なんでなんやろ?僕のオーバーマイヤーはフロントのスポークが12本で、確か日本では扱ってなくて、体重制限70kgとかそんな感じだったと思います。その差でしょうかね?
前後で899gのEDGEの手組ホイール(自作)も持ってますが、Lightweightを使い出したら、そっちは物足りなくなって使ってません。ホイールは微妙な重さよりよく進む方がいいですね。

それにしても軽量化マニア度は僕の上を言ってます。素晴らしい。バーテープを巻かない人は多いですけど、ブラケットカバーを取っちゃう人はそういないでしょう?勿論、僕は取ってますけど。
究極が下ハン全部カット。これには参りました。
また来年、楽しい自転車を見せてくださいね。僕は自作カーボンパーツで攻め倒してみます。
あ、それと乗鞍1時間切り、これは必ずやりましょう。1時間切りも一般クラスじゃないと価値がないと思いますが。

ところで、一つウソをついてました。自作のカーボン製フロントのチェーン落ち防止パーツはタイラップ3本込みで6gでした。15gというのは削り出す前の重さでした。

投稿: レッド | 2012年9月 1日 (土) 15時53分

レッドさん
コメントありがとうございます。

レッドさんも、2位入賞おめでとうございます。満足ではないと思いますが、復調の兆しがあるようで、こちらとしては、嬉しい限りです。

私の場合は、軽量マニアと言うより、実力不足をカバーする一つの手段として、軽量化に励んでます。

それ自体、凄く楽しいですけど(笑)。

12本スポークのオーバーマイヤー、凄いですね!
Ventouxは、スタンダードな?オーバーマイヤーに対しても重いです。
やはり、スポーク数の影響だと思います。

リムで軽さを稼ぎ、それでいて多スポークにすることで、剛性や、反応生を稼ぐホイールのようです。

実際に乗った感じは、ホイールの重量以上に軽く感じます。

レッドさんには、常に刺激を与えていただいてます。
ありがとうございます!

来年は、お互い1時間切りしましょう!

投稿: 管理者 | 2012年9月 2日 (日) 18時05分

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